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ブルーベリーのホルモン処理と植物生理学

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リベールの花

前回紹介したリベールはピンクが薄くて見応えありませんでしたか最近の花はピンクが濃くなって大分見栄えするようになりました。
リベールは花が先行するようで桜で言えばソメイヨシノのような乳母桜。
因みに「うばざくら」(姥桜、乳母桜)は、開花時に葉がないことから歯がないを暗喩した桜の通称です。
ピンクの蕾だけが木にぶら下がっている状態でも楽しめるように思います。
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ブルーベリーのホルモン処理と植物生理学


ホルモン処理
ブルーベリーにジベレリンを散布すると結果率向上と果実肥大が期待できると紹介しましたが植物ホルモンのサイトカイニンを散布することによっても果実肥大が期待できるとの報告があります。

合成サイトカイニン剤の果樹に対する利用法の開発
「ブルーベリーに対し、10ppm液を落弁期に散布すると、果実肥大効果が認められるとともに、無処理に比べ収穫期が遅くなり、収穫労力の分散を図ることができると判断された。」

また、aoさんからジベレリンとサイトカイニンの併用でさらなる果実肥大が期待出来そうだとコメントをいただきました。
現在、葡萄などで行われている手法のようです。参照↓
ぶどう栽培指針←7、結実管理
ホルモン剤についても興味深いですが、こちらのページは葡萄を栽培する方は参考になりそうです。




植物生理学
今日は雨の所が多いようで、外での作業が出来ず部屋で手持ち無沙汰にしている方もあるかとおもいます。

そんな方はアカデミックに植物生理学でも少し勉強されてはいかがでしょう?


岐阜大学の福井先生が植物生理学の講義内容をUPしているページがあります。分かりやすくコンパクトにまとまっていて読みやすいと思います。(それでもそこそこの量はありますが)
植物生理学の講義内容
全部を読むのは大変かもしれませんが、植物ホルモンのところなどはブルーベリーでも挿し木や接ぎ木などの増殖や剪定、結実にも関係するから飽きずに読めそうに思います。



私も時間があったので先日紹介したサイトカイニンとオーキシンについて分かりやすく図にしてみました。
左の図がサイトカイニン・右図がオーキシン
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サイトカイニンというのは根で合成されて頂芽などに送られ頂芽などの成長促進を促しオーキシンは頂芽や花芽などで作られて根に送られます。
また、この二つのホルモンは頂芽優勢にも関係があって、「オーキシンはサイトカイニンのシンク能を高める作用を持っているので頂芽でのサイトカイニン活性が著しく高まる」ということのようです。



多量にオーキシンを生合成できる部位は茎頂分裂組織,若い葉などらしくて挿し木の際に葉芽から発根しやすいというのも葉芽という分裂組織がオーキシンを合成する場所だからかもしれないなどと考えたりしました。








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ブルーベリー 栽培 &家庭菜園
by BlueBerryNote | 2008-03-30 18:02 | 勉強 | Comments(2)