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島根県におけるブルーベリー栽培の現状と適応種類の選定


島根県での調査です。


日本海側でのブルーベリー栽培では品種の選定でも悩ましいようですが標高420m程度の場所ではラビットアイ系でも問題なく栽培できるようです。(冬の雪囲いは必要)
標高420mの横田町や赤来町と標高20mの松江市と比較すると開花の開始時期は3~4週間、収穫開始が2~3週間遅れる。
収穫量は何れの標高の場所においてもラビットアイ系が多かった。

結論としては「島根県全体としてのブルーベリーの経済栽培はラビットアイ系が適している」と結んでいます。


日本海側のことは良く分かりませんが福井県南部くらいまでは同じようなことが言えるのかもしれません・・・。



農業生産技術管理学会 10(1) (20030515)
論文はpdfファイルです。
(ページ上段にあるのでタイトル右の「CiNii」 をクリックしてください)




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by BlueBerryNote | 2009-04-14 20:13 | 調査研究紹介 | Comments(0)

岩手県におけるブルーベリーの生育生態及び品種選定に関する研究

岩手大学農学部からの報告です。


岩手県におけるブルーベリーの生育生態及び品種選定に関する研究
11ページのpdfファイルです。


興味深かった点を幾つか挙げておきます。

ジューン、ランコーカス、ジャージーだけの調査ですが品種ごとに年によって開花の時期は早晩があっても収穫時期は開花の早晩にはそれ程影響されず、むしろその後の天候に影響されるのではないかということ。

ラビットアイ系は収量が低く特にホームベルは殆ど収穫できていないこと。(雪上に出ている部分が殆ど枯れてしまう)

ブルッタ、ジャージー、ウェイマウス、ノースランドは凍害を受けにくい。


推奨品種
早生、ブルータ
中生、ノースランド、バークレイ
(岩手内で比較的暖かい地域ではブルーレイ、ブルークロップ、ダロー、レイトブルーも可)


以前、東北大学の調査で宮城県あたりがラビットアイ系品種の栽培北限であろうと推測されましたが、それを裏付ける結果となったようです。




私が一番興味があったのはラビットアイ系品種の様子ですがとても面白いことが分かりました。



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by BlueBerryNote | 2008-07-07 20:38 | 調査研究紹介 | Comments(6)

群馬県における良好品種の選定と栽培適正と挿し木のレポート

昨日も雨、今日も雨で特にすることもなくウェブで資料などを探したり今後紹介する予定の資料などに目を通したりしています。


読者の皆さんも雨で作業が出来ずに過ごしてらっしゃる方も多そうですから今日は少しでも暇つぶしにでもしていただければと思いUPの時間を早めてちょっと長めの資料を紹介しようと思います。



少し古い資料ですが群馬県園芸試験場さんの報告です。



群馬県園芸試験場報告

中ほどの
「ブルーベリーの品種特性とさし木繁殖」
というPDFファイルをご覧ください。


1976~1981年あたりの調査です。
ハイブッシュ系、ラビットアイ系両方についての
発芽期・開花期・樹冠のサイズ・樹勢・凍害の有無・収穫期間・収穫日数・果実重・生産量・糖度・食味・挿し木発根率・開花始から収穫始までの日数・などを15ページに渡って多岐に報告されています。
栽培適地についても言及されていてラビットアイ系品種は群馬県においては渋川市以南が適地とされ渋川以北はハイブッシュ系の栽培適地であろうとも報告しています。






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by BlueBerryNote | 2008-06-22 10:17 | 調査研究紹介 | Comments(4)

寒冷地におけるラビットアイブルーベリーの導入

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マツバギクの花です。



寒冷地におけるラビットアイブルーベリーの導入


昨日予告したレポートの紹介です。
ラビットアイ系品種の栽培適地(栽培北限)、結実率、緑枝挿し発根率についての調査報告です。


東北大学(仙台)大学院農学研究科さんからのレポートです。
寒冷地でラビットアイ系品種とハイブッシュ系品種と生育を比較しラビットアイ系品種の栽培適正について調べた調査です。(2006年までの調査)

「ラビットアイ系品種はその年の気候によって収穫できない年もありブルーベリー園などで本格的に導入するには問題があるので品種選ぶ必要がある」としています。
また、他にもラビットアイ系の自然交配と人工授粉との結実率や果実重の比較、ラビットアイ系の緑枝挿し品種別発根率などもレポートされているので暖地にお住まいの方にも参考になる内容だと思います。



とても面白い内容なので本文をご覧になることをお勧めします。

寒冷地におけるラビットアイブルーベリーの導入
(↑pdfファイルです。本文右のCiNiiをクリックしてください)


常々ラビットアイ系の栽培北限については興味がありましたが大体仙台あたりがボーダーになりそうです。
ラビットアイ系品種台木のノーザンハイブッシュ系接ぎ木栽培についても仙台あたりでは十分有効であろうと推測できると思います。


また、ラビットアイ系品種においては人工授粉をした方がサイズ、結実率共に向上し収量も増す傾向にあるとして人工授粉の有効性が示されています。(最近の品種があまり含まれていないのがやや残念です)
結実率については昨日も書きましたが花芽数を調整する際の参考にもなりそうです。




こういったレポートはリンクが切れてしまうこともあるのでなるべくアーカイブ(ご自身のPCに保存)しておくことをお勧めします。




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by BlueBerryNote | 2008-05-19 20:20 | 調査研究紹介 | Comments(5)