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収穫後の管理について



一昨日、タラの芽の水栽培に興味をもたれた方がいたようなので教科書的HPを貼っておきます。
たらの芽の簡易促成栽培




収穫後の管理について
ポストハーベスト



ブルーベリーを摘んだ後(保存とか加工とかも含めて)の扱いについては英語では「ポストハーベスト」と言われています。



ジャムの加工とかは若干触れましたが保存とかについては今まで触れてこなかったので軽く纏めてみました。


品種毎の保存が利くか否かについては果柄痕と果実の硬さ、果実の酸度高低で大体決まるようです。果柄痕は小さくて乾いている方が保存が効くとされていて、硬くて酸味が強いほうが保存が効くとされています。


このあたりは趣味ので栽培で摘んですぐ食べるのが殆どという方は関係ないと思いますが、それでもたまには知り合いに送るとか食べきれずに数日間保存することはあるでしょうからそういう場合のためにもブルーベリーの果実を保存についてちょっと書いておきます。

↓こちらを読んでいただくと分かるのですが(本文中段)
ALPSネット 果実の鮮度保持と長期貯蔵技術の開発
成熟果実の日持ちは21℃で2日間、0℃で2週間程度です。
なるべく長く保存したい場合は完熟ではなくてやや早摘みをしたほうが
日持ちが良くなるとされています。

ブルーベリーは基本的には低い温度の方が日持ちが良くなるということです。
日中気温が高い時に摘むと温度を下げるのにも時間がかかるから出来れば朝露が乾いていてまだ気温が上がっていないうちに収穫するのが望ましいようです。一般家庭だったらとってすぐに冷蔵庫に入れれば良さそうです。ちなみに朝露が乾いていなかったり梅雨時の収穫の場合は果実を乾かしてから冷蔵庫などに入れるの方が良いとされています。




なお、↑のレポートだと
日持ちさせるには完熟果ではなくて果実全面が青色になって1~3日の収穫が望ましいとなっていますがブルーベリーは追熟はしないようだからあまりに早い収穫についてはいささか疑問が残りますが・・。




因みに長期保存させる場合は冷凍すれば長期間保存できます。
-20度程度以下で上手に保存すると1年くらいはもつようです。




ポストハーベストについてはもう少し詳しく調べてみるつもりでいます。
纏まりましたらまたご報告します。





宜しかったらこちらもご覧ください

ブログの内容をまとめたHP
ブルーベリー 栽培 BlueBerryNote
家庭菜園や果樹栽培も含めたブログ
ブルーベリー 栽培 &家庭菜園
by BlueBerryNote | 2008-02-05 20:22 | 収穫関連 | Comments(0)


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