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高pH土壌適応性の高いブルーベリー種間雑種における台木適性

東京都農業総合研究センターさんのレポートです。


以前、このブログで紹介した
ハイブッシュブルーベリーとラビットアイブルーベリーの 種間雑種の高 pH土壌適応性
と言うレポートがあります。

今回のレポートは↑の調査において得られたpH6,5前後の高pH条件下でラビットアイと同程度の樹勢の強さと適応性を有する種間雑種をハイブッシュ系ブルーベリーの台木にする場合の適正についてのレポートです。



高pH土壌適応性の高いブルーベリー種間雑種における台木適性
↑2ページのpdf

感想としては

私の場合は土壌適応性の問題についてはシャシャンボを台木とする接ぎ木に注目していましたが、こちらのセンターでは種間雑種を用いることで解決を狙っているようです。
シャシャンボの台木の場合は台を育てるのにブルーベリー以上に時間が必要ですし接ぎ木の成功率もブルーベリーの台木の場合よりは成功率が低いように思うので将来的にどちらに軍配が上がるか楽しみではあります。

それともう一つは結構台木の品種の違いでも接ぎ木の成功率にバラつきがあるんですね。
(トロなんかを穂木にした接ぎ木だと成功しやすいと思ったりしていますが台木についてはあまり意識したことはありませんでした)



この台木を用いた接ぎ木が販売されたら1本買ってみたいですね。
その苗からサッカーを出させて挿し木して更に増やして自分で作る接ぎ木の台木にするという目論見です。

まあ、販売されるのが数年先でそれを買ったとしてもサッカーが出るのは更に2~3年先でしょう。
挿し木で増やすのに更に数年かかって台木に出来るまで育てるのにまた数年。
接ぎ木が出来るのは10年以上も先の気の長い話です(笑。



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家庭菜園や果樹栽培も含めたブログ
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by BlueBerryNote | 2011-08-21 20:25 | 調査研究紹介 | Comments(1)
Commented by kaizu_3 at 2011-08-22 21:04
高pH対応台木を作ってからのことでしょうか、これは時間がかかりそうですね。それでも6.5と言えば普通の庭土でもありそうですから、通気性が確保出来ればピートモス要らずになるかもしれませんね。営利まで考えると、気が遠くなりそうです。それでも頑張って欲しいですね。


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