人気ブログランキング |

根の好適生育気温から鉢増し鉢上げについて考えてみる件@ブルーベリー栽培

根にも好適生育気温というのがありましてブルーベリーの場合は17度前後が最も根が生育すると言われています。25度でほぼ停止し30度を超えると完全に停止するようです。

気温が低い方についての資料はないので正確なことは分かりかねますが7,2度以下だと低温要求時間にカウントされるくらいなのでこれ以下の気温では根も成長が滞るように思います。

以上を大前提とします。




初心者の方から梅雨明けぐらいに根鉢が一杯だから鉢増ししても良いだろうかというような質問を受けたりします。

こうしたときの状況を↑での好適生育気温にあてはめて考えてみると根鉢が一杯になっているから確かに根は窮屈かもしれないですが、当地あたりだと梅雨明け頃には大体最低気温が25度以上の熱帯夜のことが多いから根はほぼ成長していかないと考えることが出来ると思います。

つまり窮屈であっても根は成長しないのだからこれ以上窮屈になることはないわけです。
根鉢を崩して根を傷めれば夏の最も暑くて葉からの水分蒸散もマックスの時期に水の入り口が小さくなってしまうのだから地上部は堪ったものではありません。

というようなことで真夏の鉢増しはあまり意味がないばかりでなく寧ろ樹には悪影響が出る心配があると考えることも出来そうに思います。


挿し木苗の鉢上げなども真夏の暑い時期で根も成長しないのだからワザワザ過酷なそんな時期に鉢上げして負担を与えるのも賢い選択では無いんじゃないか」と私は考えています。




今朝は我が家の最低気温が17,3度でした。
昨日の1時間毎のデータで25度未満の時間も15時間ありましたので、そろそろ根が活発に成長できる気候になってきたようです。

日差しも真夏よりは弱まって昼間の長さも短くなってきたから徐々に葉からの水分の蒸散も少なくなってきて地上部の負担の軽減と根の成長が期待できると言うことでこれからは根が詰まってきた樹の鉢増しなんかも良いシーズンになっていくんだろうと思います。


お住まいの地域付近の1時間毎の気温の推移は↓こちらで確認できると思います。
(日本も広いから具体的にはご自身で確かめられるのが一番です)

防災気象情報 > アメダス(表形式)   <今日と昨日の分

過去の気象データ検索  <過去のデータ





因みに当地の状況をちょっと遡ってみると
2009年、8月31日、浜松市、1時間ごとの値を表示
だと
25度未満の時間が8時間ですが最低気温が23,1度だったから、この頃はまだ、あんまり根が成長する時期ではなかったくらいだと思います。

今日と比べるとやはり今日のほうが微妙に秋めいていることが分かります。



暑い時期に鉢増しする際には、地上部のこと、根っこのこと、地上部と根のバランスなども考えながらされると良い結果が出るんじゃないかと考えています。






宜しかったらこちらもご覧ください
ブログの内容をまとめたブルーベリーの育て方と栽培のHP
BlueBerryNote
家庭菜園や果樹栽培も含めたブログ
ブルーベリー 栽培 &家庭菜園
by BlueBerryNote | 2009-09-11 20:16 | ブルーベリー | Comments(12)
Commented by BB讃岐 at 2009-09-11 19:54 x
 凄いの一言です、栽培開始当初からここの情報を参考にさせて頂いて現在に至っています、元来大雑把な性格で植え替えなどはホント適当でした、やはり適期というのは当然有るのでしょうね
Commented by kaizu_3 at 2009-09-11 21:49
実に分かり易い解説で、感心しました。これから考えると、休眠挿し木の鉢上げは、おのずとその時期が分かりそうに思います。
水切れを理由に鉢増ししたこともありました。計画的に栽培しないといけませんね、改めてそう思いました。
Commented by Reveille at 2009-09-11 21:51 x
今年は夏が短かったですねぇ。すこし涼しげな朝・夕になりましBerryさんのおっしゃる根が活発に成長できる気候になったのでしょうね。春から全く成長していなかったサミットが急に新芽を吹き出しました。
Commented by 桃太郎 at 2009-09-11 23:15 x
確かに仰るとおりだと思います。
果樹に限らず樹木は春は上に伸びて秋は横に太ると言われているように、同じ木でも春、夏、秋と養分の運ばれていく場所が違うのでしょうね。
Commented by very blue at 2009-09-11 23:43 x
梅雨時期以降から真夏の植え替え・・・あまり意味がないというか過湿の可能性を考えると危険がいっぱいですね。
25度以下・・・今では当地でもそこそこ確保できているみたいですから、そろそろ植え替えの時期ですね。
先日、挿し木苗を植え替えしましたが、中~大苗も順番にやっていこうと思います。
Commented by とうりすがり at 2009-09-12 00:13 x
はじめまして。夏にも植え替えを行っているものです。
栽培地が関東の首都圏で6月に鉢増しした苗を8月にチェックするとしっかり根の量が増えているからです。
特に不調になることも無く順調ですよ。
Commented by TLY at 2009-09-12 08:09 x
やはり裏づけはあるものですね。
これを参考にして育てたいと思います。
Commented by はっぱ at 2009-09-12 12:07 x
盛夏以外は年中鉢まし、鉢上げしていました。
少し考え直して、適期を心がけたいですね。
こちらでは根の動く11月頃までに、すべての植え替え済ましたいと思います。
Commented by kurobon at 2009-09-13 11:05 x
根の動く時期を考える・・・タメになりました。
今年は正にこれで失敗すること多かったです。
挿木の鉢上げを6-7月にやりましたが、根量に関係なく上げたので夏に過湿で調子を崩すものも出ました。
Commented by BlueBerryNote at 2009-09-13 11:21
BB讃岐さん<生育適温にあった時にやるのが一番理に適っていると思います。
幸い、気象庁でデータも取れるから無理な時期にだけはやらないのが賢いのだと思います。

かいづさん<挿し木の鉢揚げも期間的なこともあるけれど根の成長から考えて行うほうが良い結果をもたらしそうに思います。水切れの場合はあるいは根鉢を崩さずに鉢増しするという方法もあるかもしれません。それなら根を傷めませんし保水の向上も望めそうに思います。

Reveilleさん<我が家でも芽吹きを再開している樹がいくつもあります。もう一伸びしてくれると来年の益々の収穫UPが期待できますね!
Commented by BlueBerryNote at 2009-09-13 17:12
桃太郎さん<
>同じ木でも春、夏、秋と養分の運ばれていく場所が違うのでしょうね。
ブルーベリー、特にラビットアイ系などは梅雨明けに収穫になるものが多いから果樹にも栄養が必要ですね。果実を太らせるのは大抵の果樹では負担が大きいと言われていますからそういう意味でも夏にはそれ以外の負担は減らした方がよさそうですね!

very blueさん<梅雨明け以降の植え替えは経験的に良くないといわれていましたが根の成長から考えてもやはり良くないだろうことが推測されました。大分涼しくなってきてこれから皆さん忙しくなるみたいですね♪

とうりすがりさん<初めまして。6月というと梅雨明けまでに一ヶ月前後ありますね。その期間に成長したとは考えられませんか?
Commented by BlueBerryNote at 2009-09-13 17:12
TLYさん<普通はタブーとされていた真夏の植え替えについて根の生育適温からアプローチしてみました。比較的多くの方に納得いただけたようで幸いです。

はっぱさん<
>盛夏以外は年中鉢まし、鉢上げしていました。
大体、盛夏を避ければそれほど問題はないと思いますがもうちょっとその前後も気温の様子を見て避けておくのもいいかもしれません。樹にとって一番いい時期に植えかえして上げたいものです。

kurobonさん<最近は割と挿し木の鉢揚げを急がれる方が多いみたいですね。6月ならギリギリ間に合いそうだけれど根量が少ないようならじっくり待つのもいいと思います。私は無精という理由もあるのだけれど休眠挿しの鉢揚げは大抵秋以降にしています。


<< ニラ畑作り@黄ニラ用 サツマイモと落花生お試し掘り&... >>