自発休眠と他発休眠

f0018078_17362168.jpg

七草粥

今朝は結構冷え込みまして当地の最低気温は-1.5度でした。
昨日つんだ四草にタアサイやルッコラ、菜花の葉なども入れて7種類と帳尻を合わせて今朝は七草粥を頂きました。



自発休眠と他発休眠

ブルーベリーの休眠や低温要求時間については時折取り上げていますがどうして低温要求時間が必要なのかということについて一応解説しておこうと思います。
(そんなに難しいことではなくて大体誰もがそんな理由だろうと思っているでしょうから退屈かも知れませんが)


皆さんもご存知の通りブルーベリーには低温要求時間というものがありましてこの時間を満了しないと春になっても目覚めない、つまりは花が咲かなかったり芽吹かなかったりするわけです。


自発休眠

この低温要求時間を満了出来ていないでいる状態を自発休眠期と言います。
自発休眠期は周りがどんなに暖かくなっても目覚めることはありません。
人で言えば徹夜が続いた後に寝たような感じでちょっとやそっとのことでは目覚めないと言う感じでしょうか。朝になっても目覚ましが鳴っても起きないみたいなものだと思います。



他発休眠

一方、ブルーベリーは低温要求時間を満了しても寒いうちは花が咲いたり芽吹いたりすることはありません。
これは人で言えば「十分寝たけど寒いしまだ夜も明けてないからもうちょっと布団の中にいようかな」というような具合だと思います。
この状態を他発休眠期と言います。
ですからこの状態だと暖かい場所に持っていってあげれば目覚めて芽吹いたりするわけです。


では低温要求時間というのがなぜ存在するのかと言いますとやはりこれがないと困る場合があるわけです。



例えば寒い地域でノーザンハイブッシュ系品種が低温要求時間が短かったりした場合、冬の間中ずっと寒ければ良いのだけれどまだ冬の最中に暖かい日が幾日かあったりして其処で目覚めて花が咲いたり芽吹いてしまうとその後また寒さがぶり返すとそのとき芽吹いた芽や花は全て無駄になってしまいます。

低温要求時間が長いことによってこうした問題は防ぐことが出来るわけです。



ラビットアイ系品種が寒い地域で栽培が難しいと言うのはこうした問題もありましてやはり早く目覚めすぎて霜害なども受けやすいようです。



低温要求時間とか休眠についてはこんな感じだろうと思います。




今日の記事は前置きでした。

「自発休眠中の樹を目覚めさせることが出来ないのか?」

これについては明日記事にします。




宜しかったらこちらもご覧ください
ブログの内容をまとめたブルーベリーの育て方と栽培のHP
BlueBerryNote
家庭菜園や果樹栽培も含めたブログ
ブルーベリー 栽培 &家庭菜園
[PR]
by BlueBerryNote | 2009-01-07 20:03 | 低温要求時間 | Comments(7)
Commented by kaizu_3 at 2009-01-07 20:44
天気は良いのですが、朝夕冷えるようになりました。そちらでは、霜柱が立っているでしょうね。
今日の解説はとても分り易かったです!
Commented by morita at 2009-01-07 20:59 x
これは興味をそそる内容ですね。
去年ですが1月末まで寒さに当てず、休眠時間が足りずGW頃になっても葉が紅葉(夏の日差しで葉焼けのしたような)のままの寝ぼけた苗があり困った事があります。
処分しようと全ての葉をむしり取り強剪定したところ、一週間後から何事も無かったように成長を始めました。
「自発休眠中の樹を目覚めさせることが出来ないのか?」明日のブログが楽しみです
Commented by ino at 2009-01-07 23:48 x
今日は私も七草がゆを食べました。
でも一度でいいから本物の七草がゆを食べてみたいです。
将来、木にあてただけで現在までの「低温要求時間」をデジタル表示してくれるお手頃な装置って作ってくれないですかね?
まぁ、そんなのがないところが楽しさなんでしょうけどね!
Commented by very blue at 2009-01-08 00:40 x
私も今朝七草粥、食べました。

「自発休眠中の樹を目覚めさせることが出来ないのか?」
・・・これは楽しみですねもしできるのなら、休眠時間はあまり気にしなくても良いことになりますよね。

リンクありがとうございました。
Commented by BB讃岐 at 2009-01-08 08:10 x
 ひょっとして今流行の・・・、いや明日を待ちましょう。
Commented by BlueBerryNote at 2009-01-08 18:32
かいづさんにはちょっと物足りなかったかもしれませんね。
お付き合いいただきありがとうございます。

moritaさん<
>処分しようと全ての葉をむしり取り強剪定したところ、一週間後から何事も無かったように成長を始めました。
とても面白いレポートです。
植物のホルモンのバランスが崩れて覚醒のスイッチが入ったのかもしれません。
もしかしたらサイトカイニンというホルモンでも休眠打破の効果があるかもしれないと思いました。
Commented by BlueBerryNote at 2009-01-08 18:33
inoさん<本物と言うか、七草全てを本当のもので作った七草粥は私も食べたことがないかもしれません。有り合わせの素材で十分だと思いますよ。
>「低温要求時間」をデジタル表示してくれるお手頃な装置って作ってくれないですかね?
以前かみゅさんがPCで簡単に算出出来るツールを作っていたと思いますが最近はかみゅさんのブログお休み中でちょっと残念です。

very blueさん<手軽という訳でもなさそうなので手放しでは喜べないと思いますが明るい兆しではあると思います。

BB讃岐さん<
>ひょっとして今流行の・・・
何でしょう?寧ろ気になってしまいます(笑


<< 自発休眠を強制的に明けさせる方法 蜜柑の収穫 >>