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接ぎ木と自根の果実の比較報告


ハイブッシュ系品種の自根と接ぎ木とでは果実に変化が現れるかという点は本当のところを言いますと所謂、定説のようなものがまだ定まっていないのが現状のようです。




居残りさんによりますと東農大の先生は「変わらない」と言っているとブログで代弁されていました。
一方、国武先生が指導された宮崎大学4年生、水本さんの卒業論文では「果実のサイズ、収量も全ての品種で有意差は認められなかったものの接ぎ木の方が大きい傾向にある」と報告されています。これもややはっきりしない言い回しです。参照↓
西都原の観光資源としてのブルーベリー摘み取り園の確立(←PDFファイルです)

この二つも気候が随分違うからそういった要因も影響しているものと思われます。


因みに私としては愛好家やブルーベリー園経営者の方のブログの意見などでは接ぎ木の果実のほうが大きいと言う意見の方が多いようだ感じていますが、データとかきちんとした資料はないので、これもあくまでも「傾向がありそうだ」程度になりそうです。





先日来紹介してきた
群馬県中部県民局 中部農業事務所 農業振興課さんのレポートでそのあたりについて調査したレポートも見つけたので紹介しておきます。

ブルーベリー老齢樹の樹勢改善対策~新梢の夏季摘心による生育及びハイブッシュ系品種の接木栽培~


接木樹と自根樹の果実品質は、「おおつぶ星」、「スパータン」での比較のみでサイズ、糖、酸についてもバラついていて今のところ一概にどういう傾向があるとは言えないようです。


継続して果実品質を調査されるようなのでレポートを楽しみに待ちたいと思います。





昨日、多分スギゴケと紹介した植物ですが読者の方にコメントをいただきまして実際はスナゴケあるいはセダム類あたりではないかと言うことのようです。
スナゴケとかセダム類は環境緑化などに利用されているようです。参照↓
環境開発株式会社
正確なところはわからないのですがブルーベリーのブログなのでそのあたりだろうと言うことで収めようと思います。正確にわかる方がいらしたら教えていただければ幸いです。






宜しかったらこちらもご覧ください

ブログの内容をまとめたHP
ブルーベリー 栽培 BlueBerryNote
家庭菜園や果樹栽培も含めたブログ
ブルーベリー 栽培 &家庭菜園
by BlueBerryNote | 2008-05-11 20:45 | 調査研究紹介 | Comments(0)


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