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ブルーベリー用土での椿油粕の海面活性剤の効果


Lunchiさんから追加で椿油粕を送っていただきました。
ありがとうございました。


椿油粕のコガネムシの幼虫を駆除することについてはベリー公さんがテストされていて好結果を得ているようです。

私もテストを開始しましたがやり方が悪いのか三日経った今でも5匹中2匹生き残っていました。(水に溶いた液を毎日かける方法)
次回は用土の植えにペレットを蒔く方法で試してみようと思います。






椿油粕の害虫駆除効果もさることながらサポニンの界面活性剤の効果にも
面白いものがありそうです。


サポニンの透水効果

今のところ私が確認したのはピートモスを用土として水に馴染ませる時に10リットルの水に一握りくらいの椿油粕を溶いた水を使うとピートモスが随分水に馴染みやすいということです。
サハリン産ピートモスは割りと水に馴染み難くて結構手間取っていたのですが随分楽になるようです。(私の思い過ごしかも知れないので持っている方は試しにやって感想などいただけたらと思います)



サハリン産ピートモスは水分率が低く(植物が吸水できる有効水の割合)植物が吸水できる有効水が3%とほとんどなく、「湿っているのに植物が萎れる」といった現象が生じる可能性があるという調査(ピートモスの性質)がありましたがこのことについても改善されるのではないか?と考えています。


関連して乾いてしまった鉢でピートモスがなかなか水を吸わなくなってしまった場合についてです。
乾いてしまったビニールポットの苗があったので椿油粕を溶いた水に浸したら割りとすんなり水に馴染んだみたいでした。
いつもなら水に浸して用土を揉むようにしないとなかなか水を吸わないのでこういった場合にも利用できそうに思います。

一旦サポニンを十分含んだピートモスが乾いた場合に水を遣ってどれくらい水に馴染みやすいかについてや、用土の上に撒いておいた場合に乾燥させてしまった場合の水との馴染みやすさについても調べてみようと思っています。


さらに、これについては調べようがないのですが微生物を活性化させ酸素の供給を増大させると特長に書いてあるので、気層が大事と言われているブルーベリーの用土に良い効果を期待できるのでは考えています。




ブルーベリー用土での椿油粕の海面活性剤の効果_f0018078_16174120.jpg









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by BlueBerryNote | 2007-11-01 20:16 | 害虫 | Comments(2)
Commented by ぴん at 2007-11-01 23:46 x
お!?届きましたか・・・ Lunchiさん素早いですね!
一応、この冬からか~るく試して行こうと思いますが、BBHのQ&Aにも有りますように、心して使ってみます。

Commented by BlueBerryNote at 2007-11-02 19:11
ぴんさん<BBHさんのQ&A見てきました。安全性についてやや心配されているようでしたが今日の記事にも書いたように油は食用に用いられるから安全そうに思います。地植えするときピートモスを水に馴染ませるときに少し混ぜて試してみてください。多分、水に馴染みやすくなると思うのですが・・・。


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